具体的な過去問の勉強法
まず過去問は、最低でも10年分くらいは学習して下さい。
10年分くらいの勉強すれば、本試験での出題傾向を掴めると思います。
次に5回以上は繰り返し、学習してほしいと思います。
よく過去問を学習しても、本試験に合格出来なかったという方がいますが、復習が足りてません。
とてもじゃありませんが、1回や2回勉強しただけで、過去問を理解できるほどあまくありませんし、理解できる量ではありません。
何度も繰りかえし勉強して、はじめて過去問のパターンが理解できるのです。
そして、一問一問正確に解いて下さい、少なくても答えの丸暗記はいけません。
何故正解で、何故不正解なのか理解できるまで、学習する必要があります。
完璧に解かなくてもいい
しかし、過去問には、1割か2割くらい、どうやっても解けないような悪問があります。
それはテキストをみてもそれらしい答えが書いていません。
つまりわざと解けないような問題が出題されているのです。
このことは私が利用していた通信講座の講師に聞いたのですが、社会保険労務士には、講師でも間違えることのあるような問題がいくつか出題されるらしいのです。
しかし、そうした問題は解く必要ありませんし、対策が出来ないので解きようがありません。
ですから、いくら過去問が重要だといっても、全ての問題を完璧に解かなくても大丈夫です。
そうした問題を解かなくても基礎問題を確実に解けるようにしておけば、十分に合格点に届く事が出来ます。