社会保険労務士の試験科目と出題数(いずれも平成21年)は以下のようになってます。
社会保険労務士の試験科目
<科目> | <出題数> |
---|---|
労働基準法及び労働安全衛生法 | 選択式1問 択一式10問 |
労働者災害補償保険法 | 選択式(3科目で)1問 択一式7問 |
労働者災害補償保険法 | 選択式 ↑ 択一式7問 |
雇用保険法 | 3科目で1問 択一式7問 |
労働保険の保険料の微収等に関する法律 | ↓ 択一式6問 |
労務管理その他の労働に関する一般常識 | 選択式1問 択一式5問 |
社会保険に関する一般常識 | 選択式1問 択一式5問 |
健康保険法 | 選択式1問 択一式10問 |
厚生年金保険法 | 選択式1問 択一式10問 |
国民年金法 | 選択式1問 択一式10問 |
合 計 | 選択式8問 択一式70問 |
選択式と択一式の違い
この選択式と択一式の違いですが、選択式の問題は、たくさんある選択肢の中から答えを選んで問題文の空欄の穴埋めをしていく形式です。
択一式はいくつかの文章の中から、正解を1つ選んで答えるという形式。
いずれも、入試問題によくあるマークシート形式なので、答え方はさほどとまどうことはないと思います。
ただ、それぞれの科目ごとに最低合格点が決められているので、ある科目だけできても、他の科目が最低合格点に届かなければ合格できません。
なので、勉強するときはすべての科目をまんべんなく勉強しないといけないのです。
大学入試みたいに、苦手な科目を捨てて他の科目で挽回することができません。
法律は頻繁に改正される
そして、もう一つ大切なポイント!
それは、社会保険労務士の試験科目である法律は、頻繁に改正が行われること。
しかも、この改正点に関する問題が頻繁に出題されます。
だから、テキストは常に最新のものを使わなくてはいけませんし、改正されたポイントがどこなのかを把握しておかないといけないのです。