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模擬試験は受けよう!

社会保険労務士試験は、いわゆる相対評価の試験で、あらかじめ合格枠が決められており、成績上位者から合格させる方式で、合否判定をします。

ですから点数そのものも大事ですが、「自分が全体の中のどの位置にいるか」を把握していた方が試験攻略として有利だと思われます。

そこで利用できるものが、「模擬試験」です。

模擬試験で得られるもの

社会保険労務士試験は受験者の多い試験ですから、各資格学校が模擬試験を準備しています。

外部の者でも受験できる模擬試験も準備されているでしょう。

模擬試験では、本番によく似た環境で、試験のシミュレーションをすることができます。

本番と同じ時間帯で、本番と似たような試験問題用紙が使用され、本試験のような雰囲気を味わうことができます。

こうした模擬試験によって、

  • 解答の時間配分を実践する
  • 自分の緊張した状態を知る
  • 本試験の環境を知る
  •  

など、多くの経験を得ることができると思われます。

模擬試験で失うもの

とはいえ、模擬試験の受験は、必ずしも良いことばかりではありません。

社会保険労務士試験の模擬試験は、1日がかりです。
つまり、本試験前の貴重な1日を、模擬試験に費やすことになるのです。

また模擬試験の成績が悪かった場合、自信を喪失してしまう人もいます。
過度の自信喪失は、本試験までの無益なストレスを呼びかねません。

模擬試験は有益か

模擬試験が有益か否かは、その時点での、その人の学習進捗状況によって決まります。

まだ学習途上・準備不足の状態である場合は、模擬試験に費やす時間を通常の学習にあてた方が、結果が良いかもしれません。

しかし充分な学習がなされ、本試験のシミュレーションができる状況にある人には、模擬試験はとても有益なものだと思われます。

社労士試験勉強、やる気が起きる10の方法!

試験勉強のやる気を維持するには?

出題科目の多い社会保険労務士試験には、合格までに必要な勉強時間が800~1200時間とされ、また2、3度(年)の受験も当たり前とされる難関です。

最後に、それまでの長丁場を乗り切るためのやる気を出す10のテクニックを紹介します。
このテクニックを活用し、是非、「合格」を勝ち取って下さい!

長丁場を乗り切るやる気アップ術

①より具体的に目標を設定

目標や興味、そして報酬があれば自ずとやる気が出るものです。

そこで、単に「社労士になる!」や「社労士試験に合格する!」のではなく、

「社労士になって年収1千万円を稼ぐ!」
「社労士になってワーキングプア層を無くす!」

など、具体的な目標を立て思い入れを強くし、やる気を奮い立たせましょう!

②学習環境を整える

マンガやテレビ、ネットなど学習を妨げる要因は人それぞれ。
本気で勉強に取り組むには、それら阻害要因を排除するのが一番効果的。

例えば、マンガは箱詰めして押し入れに仕舞う、ネットはモデムの電源を切るなど、簡単に手に取りアクセスできないようにしておけば、おいそれと手を出さないもの。
また、部屋を掃除するだけでも、気分が変わり勉強に励みやすくなります。

③勉強時間を楽しい時間にする

同じテキストを繰り返すことが最も効果的と、復習の重要性を説明しましたが、それでも限界はあるもの。

その点、分かりやすくカラフルなテキスト、そして、5感で記憶できる講義CDやDVDといったメディア教材、さらにはゲーム感覚でテストできる「道場破り」などなど、フォーサイトのカリキュラムには、飽きずに楽しく学習を続けられる様々な創意工夫が成されています。

④頑張った自分にご褒美を与える!

社会保険労務士試験の勉強は、最低でも1年は必要な長き道のり。
その日1日はやる気に満ちていても、そんな日々が1年間毎日続くとは限りません。

そこで必要なのが〝ご褒美〟です。

例えば、「このテキストを終え確認テストで合格点を取る!」などと目標を立て、目標を達成できたら「映画を観に行く」、「半日間マンガ喫茶に行ける」など、頑張った自分にご褒美を与え、常にモチベーションを維持させましょう。

⑤家族や恋人にサポートしてもらう

上記、④のご褒美を家族や恋人から与えてもらえば、その喜びは自ら与える場合とは格段の差があります。

例えば、先ほどの目標を彼氏(彼女)に伝え、目標を達成した場合のみ、デートに誘ってもらえるなどゲーム性を持たせれば、より楽しくモチベーションを保つことができるかもしれません。

⑥やる気が無くても机に向かう

これは、何も「根性で勉強しろ!」と言っているわけではありません。
むしろその逆で、これこそ脳のメカニズムを利用した実に合理的な方法なのです。

ある脳科学の専門家によれば、〝やる気〟とは脳の「側坐核」で作られていて、側坐核を活性化するには、時間と刺激が必要であるとのこと。

つまり、その時はやる気が無くても、机に向かい勉強を始めることが側坐核の刺激となり、時間と共にやる気と集中力が出てくるということなのです。

⑦どうしてもダメならその日はやめる

いずれの方法を利用しても、どうしてもやる気が起きない、集中できない日というのは少なからずあるもの。

そんな日は思い切って散歩やジョギングなどで気分転換してみてはどうでしょうか? 

軽く汗をかく程度の運動は心身共にスッキリさせる作用があるもの。
運動後には新たな気持ちで勉強できるはずです。

それでもダメなら、その日は思い切ってやめる!
集中しないままダラダラ勉強を続けるほど、効果のない勉強法はありません。

⑧メインの勉強は帰宅後よりも起床後にすべし!

仕事で疲れた頭と身体での勉強は、より集中力に欠けるもの。
ならば、起床後のスッキリした状態で机に向かった方が効果的。

例えば、8時起床を1~2時間早め、出社前の時間を勉強に充てれば1日のノルマもクリアできるはず!

⑨睡眠と食事はしっかり摂る!

勉強時間を捻出するために、マンガやテレビ、ゲームなどの時間を削るのは賛成ですが、削ってはいけないものに睡眠と食事があります。

睡眠時間の不足は記憶力と集中力の低下を招きますし、朝食抜きは血糖値が上がらず頭の回転を妨げます。

効果的な勉強は、きちんとした生活習慣の上に成り立つのです!

⑩新しいテキストに浮気をしない!

予想以上に勉強が進み、本試験まで残り1ヶ月の時点でテキストを複数回こなせていたらどうしますか?
よく「他のテキストで勉強し弱点を補う」という人がいますが、これは受験勉強における最大の御法度!

残り1ヶ月では、新たなテキストを完全に消化し知識として蓄積するには時間が足りません。大半の場合、テキストは現在使っているもので十分です。

もし、3回繰り返したなら、さらに4、5回と復習すれば、より知識と理解は深まり問題回答率も高くなるはず。
また、テキストに飽きたらな過去問を繰り返しましょう。

資格試験で重要なのは、いかに過去出題された問題を正解し取りこぼさないか、ということ。
使い慣れたテキストや過去問は、必ず期待を裏切りません!

社会保険労務士に独学で合格する

社会保険労務士、独学で合格できる?

よく「社会保険労務士の資格受験は独学では無理だ」という記事を目にしますが、はたして、それは本当でしょうか?

社会保険労務士に独学で合格することは、決して不可能ではありません。

先に結論を言ってしまうと、その人個人による、という部分がとても大きいのです。

そんなの当たり前だ!と言われてしまうかもしれませんが、これまで多くの受験生を見てきた結論は、やはりこの結論が導きだされてしまいます。

ひとつには、社会保険労務士の資格受験は勉強範囲が広く、独学ではカバーしきれない部分があります。
必要だと思われる範囲をコツコツとやったところで、一年で足りるとは到底いえません。

例えば、社会保険労務士合格のための独学期間を2年もしくは3年ほど設定できるというのなら、その間に基本から過去問題、応用まで幅広く勉強することは可能でしょう。

実際に最初から2年計画で独学で学び、社会保険労務士の試験に合格した人もいます。

その人の場合、1年目に基礎をしっかりと勉強し一度受験を受けることで、受験会場や受験の雰囲気に慣れ、二年目に「自分に足りない」と思った部分を重点的に勉強し、2年目で見事に合格しました。

一度目の受験は最初から雰囲気を知るためと割り切っていたため、落ちてもダメージは少なく、逆に2年目に対する心構えが出来たと言います。

ひとりでモチベーションを維持するのは大変

次にモチベーションの維持が大変だということ。
上記の独学期間にも関係してきますが、勉強を始めた当初は誰でも「やるぞ!」と希望に満ちているものです。

書店に行き、参考書やテキストを探し、独学のスケジューリングをして、気合を入れて勉強を始めても持って3ヶ月、長くて半年程度が関の山です。

それ以上も楽しく独学を行うには、第三者の目が必須になってくるでしょう。

もちろん、分からないところを教えてくれる講師的な立場の人でもいいですし、叱咤激励してくれる家族や友人でもかまいません。

人間は人の目を気にする生き物で、それがないと、自然とだらけて自分に甘くなってしまいがちなのです。

中には独学が得意だという人もいます。
昔が自分自身の操縦法を心得ている人で、そういう人は社会保険労務士の試験に独学でなんなく合格しています。

社会保険労務士の合格率と勉強時間の深い関係

合格率と勉強時間

社会保険労務士の試験を受ける人たちは、よく勉強時間のことを気にしています。

どうして勉強時間の長さや量が気がかりになってしまうのでしょうか?
その答えは至極単純なもので、社会保険労務士はとにもかくにも試験が難しくて、合格率が低いからです。

社会保険労務士の合格率は近年に絞って見つめるだけでも、ちょっとしんどいものがあります。

年度 受験者人数 合格者人数 合格率
平成22年度 55,445人 4,790人 8.6%
平成23年度 53,392人 3,845人 7.2%
平成24年度 51,960人 3,650人 7.0%
平成25年度 49,292人 2,666人 5.4%
平成26年度 44,546人 4,156人 9.3%
平成27年度 40,712人 1,051人 2.6%
平成28年度 39,972人 1,770人 4.4%
平成29年度 38,685人 2,613人 6.8%
平成30年度 38,427人 2,413人 6.3%
令和元年度 38,428人 2,525人 6.6%

どの科目も平均点を取ること

社会保険労務士の合格率は、この10年を通してほとんど10パーセントを超えていませんね。

10人に1人も通らないといったら、ベビーブーム世代の(つまり競争率の激しい時期の)一流大学受験に匹敵するものがあります。

しかも社会保険労務士の試験には、全体としての点数や合格率以外に落とし穴があります。

実はただ総合得点の高い順に合格させてもらえるわけではありません。

社会保険労務士の試験にはたくさんのカテゴリ(科目)がありますが、どの科目でも点数をまんべんなく取れていないといけないのです。

実は科目ごとに基準点が決められるので、その基準点に達しなかった科目があったらそれだけで不合格になります(他の科目がどんなによくできていても、満点であっても、です)。
裏を返すなら、オールラウンダーにならないといけません。

得意科目で点を稼ぎまくって、苦手科目をカバーして逃げ切り合格を果たすような戦法は、社会保険労務士の試験ではありえないのです。

社会保険労務士の合格率の低さの背景には、そんなシビアな決まりごともあるわけです。

それでも、そのことがこうして世間に知れ渡っているのですから、受験する側としては対策をとれます。

社会保険労務士の合格率は低いですが、必ず常時全受験者の上位数パーセントの中に居続けるようにすることが、確実に受かる方法だといえます。

それをやるにはどんな勉強法が必要か、限られた勉強時間をどう使うかを考えて選ぶ必要があります。

社会保険労務士の勉強時間は正直いくら必要?

社会保険労務士に受かるための勉強時間は?

「社会保険労務士に興味はあるものの、合格に必要な勉強時間がいくらくらいなのかによって受けるか受けないかを決めたい」という人たちのために、ここでありのままの現実を書いておきます。

しかし、これは厳密な正解を出せるような質問ではありません。
人によって必要な勉強時間は変わってしまいます。

それでも、やはり目安となる勉強時間を知りたい社会保険労務士志願者としてははっきりと、「●百時間」「●ヶ月」といった数字を教えてもらいたいですよね。

あくまでもただの例として感じ取ってもらいたいのですが、経験者・合格者にインタビューをすると「400時間くらいがいいだろう」という意見もありますし、「800時間くらいはかかるものとみておいたほうがいいだろう」という意見だってあります。

そもそも、総合時間だけが大事なのではなく、1日何時間を社会保険労務士の勉強時間に費やすのか、という点も重要ですが。

何度も受験している人がいる

それにしても、どうしてこんなに経験者の意見に差がついてしまうのでしょうか。

答えは、社会保険労務士の試験では、何年も受け直している人たちが当たり前のようにいるからです。

毎年1回ある試験ですから、その1年の勉強時間だけで考えても数百時間、あるいは千時間近くかかると考える人も出てきますが、 前年に受けていれば当然その分の勉強時間も土台として累積されますね。

受験一発で受からない人は本当に多いですから、再受験している人たちのトータルの勉強時間は実際に途方もない時間に膨らんでいるはずです。

シビアに書くなら、平均的には7~800時間、細かい勉強時間も入れると総合で1000時間以上を社会保険労務士に受かるまでに費やしている人たちも少なくないといったところではないでしょうか。

ここまでで、どれだけ社会保険労務士になるのに勉強時間がかかるのかを強調して書いたため、ちょっと絶望的になってしまった人もいるでしょうか?

しかし、過剰に心配しすぎることもありません。
これまでの経験者の体験をもとにしてたくさんの勉強法が確立されてきたわけです。

これから受験する人たちはそのノウハウを利用することで、最短の時間で受かることは不可能ではないからです。

このサイト全体をよく読んで、時間を無駄にしない方法をつかみ取ってほしいと思います。

勉強スケジュールを立ててみる

勉強スケジュールは大事

スケジュールを立てることは、なぜ大事なのか?
それは、言ってみれば、安心のためだと言えます。

人間、一人で勉強していると、とにかく雑念が入ります。
独学の人は、特にそうだと思います。

「こんなペースでいいのかなあ?」
「他の人は、もっと進んでいるんだろうなあ。」

そうした雑念は、勉強の邪魔にしかならないから、雑念排除のためにスケジュールを立てておく。

だから、作成するスケジュールは、「これで合格!」と思える内容にしておかなければなりません。

社会保険労務士試験の勉強スケジュール

社会保険労務士試験というのは、科目毎に足切り点が設定されています。
だから合格するには全科目について、一定点数を確保する必要があるのです。

よって、全科目について均等にレベル上げを行うことになり、勉強スケジュールもそうした内容になります。

つまり、「試験まで後10ヶ月」という場合で言えば、

    労働基準法及び労働安全衛生法の勉強を、1ヶ月間、

    労働者災害補償保険法の勉強を、次の1ヶ月間、

    雇用保険法の勉強を、その次の1ヶ月間

という勉強法をしてはいけません。

では、どうしたらよいかと言うと、例えばこんな風にしましょう。

    試験に出る全科目(労働基準法、労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労働保険徴収法、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金保険法、労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識)を3ヶ月かけて勉強

    同じ全科目を勉強(プラス問題集)を、次の3ヶ月で勉強、

    また全科目を勉強

といったように、全科目を均等に、うるし塗りでもするように勉強していくのが、この試験の攻略法だと思われます。

スケジュールは余裕を持って、安全に

スケジュールに余裕を持たせることは、落ち着いて勉強するファクターです。
また、リスク管理のファクターでもあります。

余裕のないスケジュールを立てていると、予期できないことが起こったときに、焦ったり苛立ったりするもの。

そして、人生予期できないことは往々にして起こるのです。

  • 試験直前なのに、仕事で大きなトラブルがあって、勉強できない。
  • 試験直前なのに、身内で不幸があって、勉強できない。
  • 試験まで時間がないときに、病気になって寝込んだ。

こうしたことがあっても、できるだけ平常心で試験に臨めるよう、勉強スケジュールは余裕を持たせておいてほしいと思います。