ひとつの科目にこだわり過ぎない

社会保険労務士の独学のポイント

社会保険労務士の独学において、最大のポイントは「理解できない箇所にどう対処するのか」という点だと思います。

「一連の流れに沿って学習してきたはずなのに、いつのまにか分からなくなっている」
「何度テキストを読んでも、いっこうに理解できない」

社会保険労務士に独学で挑戦する場合、このようにつまずいてしまった時の解決策も自分で考えなければなりませんから、なかなか大変です。

私自身も、独学時代には特定の法律のひとつの分野にこだわりすぎて、必要以上に時間を費やしてしまったものです。

私の場合には厚生年金の支給開始年齢の経過措置についてどうしても理解できず、本当に苦しみました。

独学1年目には1週間まるまるこの単元に時間を使ってしまったこともあり、非常に効率の悪い勉強をしてしまいました。
皆さんは、どの分野に苦戦しているでしょうか?

独学に重要なのは勉強の効率

社会保険労務士に独学で受験する場合、とにかく勉強の効率を考えなければなりません。

当初に学習計画を考えたら、極力その通りに進めるよう意識しなければ、どんどん勉強が滞ってしまいます。

もしも分からない箇所にぶつかった場合、ひとまずそこをスキップしてテキストを読み進めていくことです。

少し不安になってしまうかもしれませんが、特定の箇所にこだわり過ぎてしまうことの方がよっぽど危険です。

分からない分野で学習をストップしてしまうと、それ以前の分野、もしくはそれ以外の法律に関する知識がすっと抜けてしまうことがあります。

他の章でもお話しした「忘却」は、こういう時にも容赦なく襲い掛かってくるのです。

また、不明な箇所があっても参考書を読み進めていくうちに、クリアになっていくこともあります。

私も経験しましたが、社会保険労務士独学においては、前後のつながりで何となく理解できてくることもたくさんあると思います。

社会保険労務士独学の基本は、「こだわり過ぎない潔さを持つこと」です。

勉強を進めていくうちに、必ずクリアになるので心配ありません!

通信講座おすすめランキング!

社会保険労務士の勉強をするに当たり通信講座を利用してきましたが、その中で必ず必要となる条件があることに気づきました。

そこで、私が色々見てきた経験から通信講座に必要な条件を考慮して、おすすめランキングを作って見ましたので、是非参考にしてださい。

1位 フォーサイト

フォーサイト
私も利用していた通信講座NO1のフォーサイトです。

充実した講座内容と低価格は、他の追随を許さないほどの充実振りです。
この会社の凄いところは、ほとんど宣伝していないことだと思います。

他の通信講座は広告費を使ってガンガン宣伝しますが、フォーサイトは、広告費を使わない分、教材にお金をかけているのではないでしょうか。

そうでなければ、この講座内容で、3~4万円台の価格は出せないと思います。

⇒フォーサイトの公式サイトはコチラ

2位 ユーキャン

ユーキャン

ここは大変有名な通信講座ですね。
一番の特徴は、法律に乏しい人でもわかりやすく説明してあるテキストだと思います。

しっかりと質問も受け付けてくれますし、フォーサイトとまでいきませんが価格もお手ごろです。

⇒ユーキャンの公式サイトはコチラ

3位 LEC

LEC

ここは通学を検討されている方なら一度は聞いたことがあると思います。

歴史もあり、学校として有名なので、通学するなら良いかもしれません。

⇒LECの公式サイトはコチラ

評価基準

その1:DVD・CDについて

該当講座:フォーサイトのみ

私も社会保険労務士の勉強をしていて感じたのですが、やはり講義を視聴できるようなDVDやCDは必ず必要だと思います。
これがあれば法律の理解を早めることが出来ます。

テキストだけで勉強してしまうと知識をインプットするのに時間がかかりすぎてしまい、いつになっても問題に取り掛かれません。

取り掛かったとしてもまず解けないでしょう。
これは元プロの講師も必ず必要だと言っていました。

ただ、講義を聞ければなんでも良いというわけにはいきません。
あくまでも通信講座専用に収録したものではないと効果が出てないと思います。

最近見かけるのが、予備校の風景を撮影しているもので、通学の講義は何度も同じところを重複して説明するので、自宅学習には向きませんし、ホワイトボードに書くシーンも映されていて勉強していくのに非効率です。

その2:テキストについて

該当講座:フォーサイト・ユーキャン(テキストの分量のみ該当)

テキストの重要性は言うまでもありません。
まず大事なのは、過去問を全て網羅したような、分厚いテキストになっていないことです。

何故なら社会保険労務士の試験は範囲が広すぎて、覚えることが山ほどあります。

にもかかわらず全て完璧に覚えていたのでは、合格するのに何十年とかかります。
別に完璧に覚えなくても十分合格できることを知らない人が多いと思います。

次に重要なのは図表になっていてわかりやすく説明していること、フルカラーになっていて、重要項目が一目でわかることです。

こうなっていれば法律の理解が早まり、何処を重点的に勉強していけば一目瞭然です。

その3:受講者フォローについて

該当講座:フォーサイト・ユーキャン・LEC(一部該当)

ここは通信講座に必要な3大要素の一つに入ります。
つまり、講義メディア(DVD・CD)、テキスト、フォローということです。

どうしても教材だけではわからないことも出てきます。

学校だとその場で質問できますが、自宅だとそれが出来ないので、最低限、質問受付を用意している通信講座でなければいけません。

但しLECのように通学と併設せいている通信の場合、どうしても通学者が優先になり、通信が後回しになることもあるそうなので、その辺を考えれば、フォーサイトやユーキャンのような通信専門が有利ですね。

その4:価格について

  • フォーサイト37,800円~
  • ユーキャン68,000円
  • LEC140,000円~

通信講座の場合、高ければ全て良いというのは、フォーサイトが示しているように絶対に間違っています。

通学講座であれば20万円くらいのものもありますが、通信ではそこまで必要ありません。

私の感じからいえば、せいぜい5~6万円以内で収めるべきだと思います。

選択式の対策について

社会保険労務士の選択式とは

社会保険労務士試験の試験形式には、「選択式」と「択一式」の2種類があり、選択式は受験生を最も悩ませる形式です。

まず選択式について紹介すると、

  • 文章中の空欄に当てはまる語句を用意された語群から選んで解答する穴埋め問題。
  • 科目ごと、総得点ともに基準点あり。(両方をクリアしなければならない)
  • 科目ごとの基準点の目安は3点以上。(救済あり)

この選択式が何故やっかいなのかというと、出題ポイントがわかりにくいということです。

もっというと、ご存知の通り、社会保険労務士は出題範囲が広いのですが、その中から極一部集中的に出題されるのです。

そのため、予備校・通信に関わらず、ポイントを絞っても的外れになるケースも多々ありますし、全範囲学習するはめになり、学習量の多さで頭がパンクすることもあります。

それではこの選択式をどのように対策すれば良いのかということになりますが、

  • 基本を身に付ける

に限ります。

完璧に答える必要はない

しかし、そのように言うと、基本を身に付けただけで、選択式対応できるなら苦労はしないと言われます。
でもそれは社会保険労務士試験を理解していないだけです。

社会保険労務士試験は全ての設問に答える必要はありません。

これはこの試験特有のことだと思いますが、選択式問題は、合格基準自体が毎年若干変化しています。

選択式の合格基準は基本的に

  • 1問3点以上
  • 総得点28点以上

となっていますが、試験の難易度や受験者の解答率に応じて、基準点が調整されます。

その調整というのは、「救済措置」という特例で、毎年ほぼ救済措置が発動します。

選択式は基本をしっかり身に付ける

つまり、多くの受験者を悩ましているような、奇問的な難しい問題は、救済措置が取られているので、わからなくても合格基準に達するようになっているのです。

また、選択式の問題は全てが難しいわけではなく、5つの空欄のうち2つくらいはテキストで見たことのある基本的キーワードからの出題です。

ですので、テキストでしっかりと基本を身に付けておけば、何となくでも解答できるようになっていますし、わけのわからない問題にあれもこれも手を付ける必要はないのです。

基本だけの学習なら、いくら出題範囲が広くても十分に対応できます。

「食えない」は負け犬の戯言、需要はあります!

社会保険労務士として独立した場合、仕事あるの?

社会保険労務士という仕事に注目し、これから頑張って独立開業を目指そうかという方にとっては、正直なところこの点こそが最大の関心事なのではないでしょうか?

せっかく資格を取得して仕事としてやっていくのであれば、そもそも仕事として成り立つのかどうかが重要になります。
前もってある程度のニーズが見込めない場所に、みすみす飛び込んでいくのは非常にリスキーですよね。

というわけで、本ページでは「社会保険労務士の独立の実際」について、解説していくことにいたしましょう。

社労士のニーズはある!

今や「弁護士だって厳しい時代だよ」と言われる中、開業社会保険労務士に果たして未来はあるのでしょうか?
その答えとしては「ニーズは確実にある」と断言しても良いでしょう。

確かに、最近では士業と名のつく専門家は飽和状態で、特に都市部であればなおのこと、激しい仕事争奪戦が繰り広げられていると言えるでしょう。

そんな中、多くの方が「これから新規開業をしたところで仕事などあるはずがない」と思い込み、それがいわば一般的なイメージとしても定着しつつあります。

しかしながら、実際には社会保険労務士としての独立開業を考える上ではこうした固定観念とはまったく正反対。
むしろ、需要は確実に増えてきていると言っても過言ではありません。

皆さん、「そんな馬鹿な!」と驚かれるかもしれませんね。

会社が増えれば社労士の仕事も増える

それではなぜ、この士業苦戦時代において社会保険労務士へのニーズが低下することなく、むしろ高まっているのでしょうか。

それは、「社会保険労務士として独立する人の数以上に、日々新規に設立される会社があるから」です。

会社の数ほど、社保関連の手続きは生じますし、人事・労務関連の問題だって発生するもの。

つまり、単純に考えて、世の中に会社が増えれば増えるほど、労働・社会保険の専門家である社会保険労務士の仕事もどんどん増えていくということになります。

このことは、数ある士業の中でも社会保険労務士だからこそ言えることなのかもしれません。

充分な需要があるにも関わらず「仕事がない」と嘆く社会保険労務士は、仕事との出会いに恵まれていないだけに過ぎません。

しかしながら、開業してやっていく上では非常に難しい点であるとも言えます。

>>社会保険労務士の仕事を具体的に知ろう

社会保険労務士の求人でよくある間違い

社労士の求人募集、間違った解釈をしている?

社会保険労務士試験の合格発表前後から、インターネットでは「社会保険労務士 求人」というキーワードで検索する人がグッと増えます。

企業に勤めていて、社会保険労務士の資格を取得したのであれば、就職先を探す必要はありませんが、社会保険労務士の資格を生かして就職するのであれば、求人募集をもとに勤務先を探さなくてはいけませんよね。

受験生の中には、社会保険労務士の求人募集について、間違った解釈をしている人もいますので、まずはその間違いを正していきましょう。

    1.登録したからといって、社会保険労務士事務所から案内やお誘いが来ることはありません。
    2.社会保険労務士の求人募集の数は少ないです。
    3.社会保険労務士の登録をするより前に探しておかなければなりません。

人脈がないと社労士は就職できない?

社会保険労務士の試験勉強をしている間に人脈を作っていたり、すでに企業に勤めていて有能な人には、社会保険労務士試験に合格する前や、登録する前にお誘いが来るかもしれません。

しかし、社会保険労務士の資格を取得したからといって、基本的に社会保険労務士事務所から案内やお誘いが来ることはありません。

インターネットで社会保険労務士の求人を探してみても、あまり数はありませんし、ハローワーク等に行ったとしても同じです。

補助者の求人はあっても、社会保険労務士の求人はなかったり…。
正直、あまり期待はできないですね。

社会保険労務士として企業に勤務するのであれば、最低でも登録前には、ある程度の人脈を作っておかなければ、登録後すぐに就職先が見つかることは厳しいでしょう。

「そんなに就職するのが厳しいのであれば、社会保険労務士の資格なんて取っても意味がないんじゃ…」

なんて、落ち込まないでください。
求人募集を探す方法はあります。

<特集>現役社労士に聴けば求人の現状がわかる!

大学・短大・高専卒は社労士の受験資格あり

社労士の受験資格には学歴が必須?

社会保険労務士の受験資格のひとつに「学歴」の要件が掲げられています。

数ある難関資格の中には「大卒」が基準となっているものが多い中、社会保険労務士試験の場合には必ずしも大卒でなくとも、「短大」や「高専」、「専門学校」卒といった受験資格が認められているのが特徴的であると言えるでしょう。

このページでは、「大卒・短大・高専」の受験資格にクローズアップしてご説明していきたいと思います。

通信制大学や夜間は?

社会保険労務士試験オフィシャルサイトには、受験資格のひとつとして下記の通り明記されています。

「学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学、短期大学、高等専門学校(中学校卒業を 入学要件とする修業年限が5年制の学校)を卒業した者」

さて、ここでよく問われるのが「自分の学校は通信制大学(もしくは短大)だったんだけれど受験できる?」ということ。

通信制大学(もしくは短大)が社会保険労務士試験の受験資格を満たしているかどうかといえば、これは問題なく「満たしている」と言えます。

また、このことは夜間であっても同様です。

受験資格の基準となる学校教育法では、通信制や夜間の学校というのもしっかり認められているのです。

また、「大学を卒業できなかった」という方であっても、その学校62単位以上を修得していれば社会保険労務士の受験資格を満たしています。

その際、「○年以上在籍」といった年数要件はありません。

また、短大や高専の場合にはこうした要件は認められないのも特徴です。

この他、「旧高等学校令(大正7年勅令第389号)による高等学校高等科、旧大学令(大正7年勅令第388号)による大学予科又は旧専門学校令(明治36年勅令第61号)による専門学校を卒業し、又は修了した者」という規定もあります。

社会保険労務士試験の科目と合格ライン

社会保険労務士試験の試験科目

社会保険労務士試験は難易度が高い」と言われる根拠の一つに、試験科目の多さがあげられることがあります。
試験科目は、このようなラインナップです。

    1. 労働基準法及び労働安全衛生法
    2. 労災保険法(労働保険徴収法を含む)
    3. 雇用保険法(労働保険徴収法を含む)
    4. 健康保険法
    5. 厚生年金保険法
    6. 国民年金法
    7. 労務管理その他労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識

出題形式は択一式と選択式

社会保険労務士試験は、択一式問題と選択式問題という2種類の形式で出題されます。

択一式問題は、5つの選択肢が提示される形式で、上にあげた7科目から10問ずつ、合計70問が出題されます。

選択式問題は、400~500字ほどの空欄のある問題文が出てきて、「その空欄を埋める選択肢を選べ」という設問になっています。

選択肢は問題文の下部に20個ほど提示されていて、そこから選ぶようになっています。
尚、空欄は各問5つずつです。

選択式問題は、上にあげた7科目から1問ずつ(一般常識は2問)出題されます。

「言葉を選ぶだけだから、簡単だろう」と感じるかもしれませんが、過去問題を見るとわかる通り、なかなか紛らわしい選択肢がありますので、迷う人も多いでしょう。

また、空欄の前後だけを読めば正答できる問題は少なく、確実に正答するなら、500字弱の設問全体を読む必要があります。

合格基準点は?

社会保険労務士試験は、概ね65%~70%程の正答で合格できるのですが、試験問題の難易度によって(受験生全体の点数によって)、毎年若干の調整がされています。

そうした調整がされた結果、7%台の合格率が保たれているのです。

そして、全体点数で合否を決めるだけでなく、科目ごとの合格基準点があり、それを上回らないと合格できないシステムになっています。

過去問の具体的な学習法は?

具体的な過去問の勉強法

まず過去問は、最低でも10年分くらいは学習して下さい。
10年分くらいの勉強すれば、本試験での出題傾向を掴めると思います。

次に5回以上は繰り返し、学習してほしいと思います。

よく過去問を学習しても、本試験に合格出来なかったという方がいますが、復習が足りてません。

とてもじゃありませんが、1回や2回勉強しただけで、過去問を理解できるほどあまくありませんし、理解できる量ではありません。

何度も繰りかえし勉強して、はじめて過去問のパターンが理解できるのです。
そして、一問一問正確に解いて下さい、少なくても答えの丸暗記はいけません。

何故正解で、何故不正解なのか理解できるまで、学習する必要があります。

完璧に解かなくてもいい

しかし、過去問には、1割か2割くらい、どうやっても解けないような悪問があります。

それはテキストをみてもそれらしい答えが書いていません。
つまりわざと解けないような問題が出題されているのです。

このことは私が利用していた通信講座の講師に聞いたのですが、社会保険労務士には、講師でも間違えることのあるような問題がいくつか出題されるらしいのです。

しかし、そうした問題は解く必要ありませんし、対策が出来ないので解きようがありません。

ですから、いくら過去問が重要だといっても、全ての問題を完璧に解かなくても大丈夫です。
そうした問題を解かなくても基礎問題を確実に解けるようにしておけば、十分に合格点に届く事が出来ます。

社労士の一般常識(労働一般編)

一般常識の壁

多くの受験生が悩む科目が、この一般常識です。

一般常識といってもあくまでも社会保険労務士一般常識です。

内容を見ていると、何処が一般常識なのかまったく理解できなく、その上、法改正も頻繁にあり、勉強すればするほど、厄介に感じてしまいます。

そこでこのページでは一般常識対策のコツを紹介致します。

まず一般常識は、労働一般と社会一般に分かれ、ここでは労働一般の攻略法を解説致します。

労働一般で一番重要なのは、頻繁に出題されるポイントを中心に学習すると言う事です。

あれもこれも学習してはいけません。

学習のポイント

ポイントは以下のようになります。

労働関係諸法令

労働組合法・労働契約法・最低賃金法・労働者派遣法・障害者雇用促進法・男女雇用機会均等法などの出題頻度が高くなっています。

それほど深く学習する必要はなく「浅く広く」を基本としましょう。

また、基礎的なキーワードや法改正事項を中心に勉強を進め、旬な法律を重点的に学習するのがポイントです。

労務管理用語

近年それほど多く出題されていませんが、過去に選択式の実績が何度あり、ひと通り押さえておく必要があります。

ポイントは、用語とそれぞれの意味について、体系的に理解することです。

それほど時間をかける必要もなく、空いた時間を見つけて学習して下さい。

●労働経済白書

良く白書を学習するという方がいますが、それほど力を入れる必要はありません。

あくまでも概略だけを抑えれば良いと思います。

白書をまともに学習すれば、とてもじゃありませんが、時間が足りないので、時間をかける事は止めてください。

まずは上記のポイントを念頭に入れて学習して下さい。
そしてもう一点ポイントがあり、それは、「現在どの法律の学習をしているか」常に意識する事です。

労働一般を学習していると、どこかで見たような用語が出てきます。

そのため、学習しながらどの法律の規定なのか意識しなければ、頭がこんがらがり、曖昧に知識を覚えてしまいます。

出来れば、ノートを用意してポイントをまとめながら、学習を進めると良いでしょう。

1年で合格を決める鉄則

「理解」を中心に勉強を進める

勉強の仕方の大前提として、社会保険労務士の学習は「理解」を中心に進めてください。
もちろん暗記が必要な個所もたくさんあります。

しかし「理解」が前提にない闇雲な暗記は、いくら勉強時間を費やしても記憶に定着してくれません。

大切なことは枝葉末節にとらわれることなく、まず条文を理解することです。
法律というのは実によく考えてつくられていますので、初めはその根拠を理解することに骨が折れます。

その解釈に時間を掛けてほしいのです。
根拠が理解できれば、暗記が必要な個所は格段に少なくなります。

「理解して覚える」学習法は、年金科目には特に有効です。

過去問を5年分以上

社会保険労務士試験は、いまも出題の7~8割は基本事項からの出題されており、過去の出題傾向を踏襲しています。

私が受験をした頃に比べると応用力を問われるようになってはきているようですが、ネタ元はあくまで基本事項です。

基本事項をストレートには出題しないで、視点を変えた出題、ひねった出題がされているに過ぎないということです。

つまり、応用力(上で述べた「理解」です)を念頭に置きながら、基本事項の源泉(過去問)を押さえておけば合格点には届きます。

近年応用問題が頻出する傾向もあり、過去門は昔のものほど解きやすいです。できれば10年前の試験までさかのぼり、10年分を2回以上、直近5年の試験については5回解いてみるようにしましょう。

5回と書きましたがなかなかこなせるものではないと思います。

ただ目標値としてはそのラインを掲げて始めるのが、多くの回数を消化できる結果につながると思います。

テキストを声に出して読む、手で書いてみる

子供のように思えるかもしれませんがこのこともお薦めです。

私はテキストを棒読みして録音し、それを聴くという勉強法を取り入れました。
棒読みを聴いて丸暗記するのかといえばそうではありません。

条文はただ目で追っているより、音読する方が頭に入りやすいというのがひとつ。
また客観的な音声(自分の声)を聞いていると、読まないぶん脳が別の働きをしてくれるのでしょうか、条文のわからなかったところが解釈できるからです。

また解釈できないところを手で書いてみると、後日読みなおした時に解釈できていたこともたくさんありました。
五感を活用する学習法は、脳を活性化させてくれるようです。

24時間以内に復習する

忘れるスピードよりも速く復習するという意味から、「24時間以内に復習する」ことが大切なのだそうです。
私は前日夜の学習内容を、翌日の通勤電車内で復習するパターンを守りました。

この2つをセットにして、同じ個所を何度も繰り返し勉強しました。
実力をつけるには時間と労力をかけるしかないと思います。

なにか画期的なアドバイスができなくて恐縮ですが、何度も繰り返すことを実践しましょう。